敏感期をより深く過ごす

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マンションのエントランスの前でわたしを見つけると、パパの肩車からおりて

「まきこさーーん」

と猛ダッシュ。吉例の「ぎゅーー」。

「きょうね、おにぎりおとしたからね、せんせいにおこられたんだよ」

「おにぎりおとしたの? どうやっておとしたの?」

「てーぶるでね、さーって」

どうやら、おにぎりをおいているお皿をスライドさせたら、落ちてしまった。そのような状況のようでした

「あらま。どうしてさーっとしちゃったんだろ?」

「んーーー」

なにか、困ったことをしてしまったのでしょう(笑)

「おやつやごはんのときは、机とおなかぴったんこ、お背中はピン!(背筋を伸ばす)。お皿はどうしらいいんだっけ?」

「逃げないようにだっこする……」

「さすがおにいさん、よく覚えてるね」

「oui」

この会話を聞いてパパは

「パパは保育園の話、まったく分からないからしないね」

と。ちょっと切なくなってしまいました。

きょうの遊びと学び 音とイメージ

☟のこの本。わたしが彼と初めて会った時からお部屋にありました。ポチっと押すとクラッシック音楽が流れるこの本。クラッシックの名曲がずらり。

「この本をみて寝ます」

と言われお昼寝タイムには、何度も好きな曲をポチっと押していました。

きょう、ひさしぶりにこれを引っ張りだしてき

「まきこさん、きこ」

と。

寝るわけでなく「聴こう」というのです。

「ひさしぶりにいいわね」

最近数字がブームなので、

「いちばんから」

とページを開くと、ノンブルは2(;’∀’)。表紙が①だから、絵本のスタートは②になるのでした。

「ん? に?」

「そう。ここから始まるから(表紙をさし)絵本は②からはじまるの」

そういうと、納得したのかか

「いちばんは、にからね」

とぽちっと押しました。

1番はドヴォルザーク新世界より『家路』

2番目はベートーヴェン 田園

 

3番 ヴィバルディ 四季より春

4番 バレエ音楽「ロメオとジュリエット」第2組曲:モンタギュー家とキュピレット家

「このれ、パパね、パパのおと」

と彼がいいました。確かに、重厚感があり、どっしりしたMARCHのテンポは、パパがゆっくり歩んでいるイメージでした。

「そうだね、パパみたいね。 素敵だね」

5番目 ボレロ

4番で発した言葉に感動したと同時に、敏感期をもっと深めようと思い、ボレロ特有のリズムを、正座していた太もものあたりで

「タン タタタ タンタン タタタ タンタン」とわたしがたたき始めると、同じようにリズムを取り始めました。

「おもしろいね、たのしいね」

 

6番 トルコ行進曲

こちらは首をふりふり聞いていました。

ちなみに👆は、東大出身のピアニスト 角野隼斗さん。通称かてぃーんさん。おもちゃのピアノで弾いています。ゆずの最新シングル『NATSUMONOGATARI』ピアノ演奏もされています

7 levels of “Twinkle Twinkle Little Star”(きらきら星変奏曲)こんな編曲もお得意

そして小学校1年生のときにはすでに天才でした。お母さまがピアノの先生だそうです。しかし、ここまで美しく歌うかのように弾けるのは、お母さまの指導もさるものながら、かてぃーんさんが神様からいただいた輝き以外のなにものでもないと分かります

7番 ペールギュント 朝

「これ、ママ」

「そうなのね、ママな感じなのね。優しいね。なんだか眠くなるね」

敏感期の子どもが発する言葉、世界観を見逃してはいけない。痛感しました。

 

モンテッソーリ教育の「敏感期」

マリア・モンテッソーリは、子どもの知的興味と好奇心の発達は複数の段階を経ることを認め、これを敏感期と呼びました(0歳から6歳まで)。この時期、こどもは周りの環境のある特定の側面に魅了され、夢中になります。この段階を理解することは、とても重要です。それぞれの段階を上手に生かせば、子どもの発達に深く効果をもたらすことが出来ます(才能を伸ばす驚異の子育て術モンテッソーリメソッドより)

藤井聡太二冠、Amazo創業・ジェフ・ベゾス、テスラのイーロンマスクも、モンテッソーリ教育を受けたと言われています。ジェフベソスに至っては、昨年モンテッソーリ教育の園を作っています。

☟☟☟☟ ぐうの音もでないスケール感。ジェフの原点はモンテッソーリにあると何かの記事でよみました(たくさん読み過ぎで、出典を忘れました)

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初めて出会ったころ。おしゃぶりをずっとしていて、お昼寝するのが一苦労でした。いま同じ本をみて、「会話」をしている。その会話は、音をパパとママで擬人化し、とても穏やかでいて、深い意図がありる。まさに敏感期のいましか感じられないこと。

関わる大人は、「なにそれ??」と仮に思ったとしても言葉にださず、子どもに共感する、見守る。その言葉を一緒に味わう。
この状況をGoogle先生とDeeplを使ってパパとママにフランス語で伝える……難関……です

以下3つは、一つの「おやすみなさい」というポチないなります。

①アヴェ・マリア②愛のあいさつ③ブラームスの子守歌

さすがのpavarotti!!!

宮本笑里さんのバイオリンは溌溂とした音色です。しかし暖かさもあり大好きです。もっとも笑里さんというより、お父様のオーボエ奏者宮本文昭さんの大ファンでした。

天使の歌声・ウイーン少年合唱団。天使の声は聴いたことありませんが、きっとふわりとしながらも中心には線がありるのかと。抜群のハーモニー

次回は、これらの原曲を聴いてもらい、本物を感じてもらえる計画をしています。

・ipadで動画を見せ、どんな楽器が奏でているかを知る。

・ピクチャペディアでその楽器、作曲者を知る

来週もがんばります!

 

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