2018年。非地上波チャンネルで最高視聴率23.8%を記録した大ヒットドラマ!
非地上波チャンネルで最高視聴率23.8%を記録した大ヒットドラマ!
「いかれてる、この世界」。「フィクション、フィクション」と自分言い聞かせながらも、ぐんぐん引き込まれ、いまでいう「ぬま」にハマります。
韓国の受験はその時期になると、日本でも報道されます。遅刻寸前の受験生をパトカーがすくってくれて、無事受験会場に到着するという映像をみたこと、ありませんか? このドラマは過剰なまでの教育熱や、若者にのしかかる学歴者の闇をリアルに描写したとのこと。半分、いえ1/3事実としても、「闇」は真っ黒で深いものだと分かります。
登場人物それぞれが育った環境から抱える心の闇を持ち、その闇から脱出し晴れてセレブになったとしても、闇は決して消えなかった。父、母、祖母……それぞれの闇に子どもを巻き込む……。鬼気迫るそのストーリー展開は、次回放送を待っていられない状況をつくります。
わたしが息子の小学校受験をしているとき、日本でもお受験にまつわる殺人事件がありました。(書籍にもなっています)他人事ではなく、我が息子が標的になってもおかしくないと思った時、背筋が凍ったことをいまでも覚えています。
受験の願書を出し終わったあと、幼児教室の先生から言われたこと
この2点はきつくきつく言われました。
これ、実際に過去にあったほんとのお話です……。
一人減ると倍率が下がる。一人辞退するとだれか繰り上がる。→うちの子が合格、入学できるという思考回路……。
「代々○○小学校なので、入学させないわけにはいかない」こういうプレッシャーが異常な行動をとる原因となっているのです。
ドラマの中では、この負荷のかけ方がハンパない。ぜひぜひその目でみてください。また、マウンティング描写もえげつない。
ストーリーのなかで、自分の生い立ちまで偽って「上流階級」になった人。自分の隠している生い立ちがばれないように画策する。娘の出来が良くなければ自分の生い立ちがわかり、上流階級としての身分が危うい。必死になる……。ものすごいエゴ。「この人、この先どうなっちゃうの???」と登場人物それぞれが絶対失いたくないものを、命を懸けて守る……。この展開がとにかくめが離せなくなるポイントです。
現在の日本に、ここまで行き過ぎなストーリーがあるかと言えばある。ないと言えばない……!?
いえいえ。日本だってありますよ。小学校受験、中学受験、高校受験、大学受験それぞれのステージで。小手先で「志望校に強い塾がある」と聞けばそこに通わせ、「塾の成績がいまひとつ」ならばマンツーマンの家庭教師をつけるなんてよくある話で、ネットに出回らない情報を持っているはこういうお金持ちの特徴です。従って腹の探り合い……。
一方で、お金である程度の学力は手に入ることは間違いないと気づくかもしれません。ただし、その子にあった教えができる指導者とであったらならば、と思うのです。第一志望に合格されている親御さんの共通点は、子どものやる気スイッチを知っている。スイッチを押し続けることができるということです。
かなりスリリングな展開で、ハラハラしますが、本当に監督が見せたかったこと、皆さんもかんじられるのでは??
いよいよ本番という前の今。ぜひご覧ください(;’∀’)お子さんとの関わり方、少し変わるかも!?
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