シッターとしての一歩 

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シッター
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保育園を辞め、マルタ共和国に英語留学したあと、再就職先を探すのではなく、日本で困っている外国人ファミリーのお手伝いができないかと模索していました。インターナショナル幼稚園の求人広告などを見たり、シッターマッチングサイトを見て外国人のご家庭はないかと模索していました。
日本のシッターの多くは、シッター会社に登録し、そこから派遣される仕組みが多いです。万が一のための保険も登録会社が肩代わりしてくれます。その代わり、登録料をシッターが払うケースもあります。昨年問題として取り上げあれたシッターマッチングサイトに登録してみようと、事前登録会に行きましたが、登録せずに帰ってきました。責任の所在が曖昧でわたしには合いませんでした。(今となっては登録しなくてよかった(;’∀’) )
さて。留学をしたとはいえ、ぺらぺら英語ではない・・・。なので、オファーが来てもやれるか不安でしたが、先ずは動かなければと!調べ方を変え、英語で調べてみることに。すると、あるんですね、シッターマッチングサイトが! 世界中のシッターさんを求める方たちがずらり!!!そのなかで日本在住の外国人の方で、日本語でのシッテイングもOKという求人を発見し、登録。見出しには↓
I will help you enjoy your life in Japan

と記しました。

初めての連絡

小学校受験の経験を活かし、日本文化を伝えられることも書き記し、一週間後にまず1件目の連絡があり、翌日面談。

「助けていただけると、とても嬉しいです」と言われたのですが、時給と折り合わず、でした。ディスカウントする気持ちはなかったので、本当に残念ですがご縁なし、でした。

二度目の連絡

この日から丁度1週間後、メッセージが来ました。

We are a family of French residents in Japan for many years.
・21か月の子どもがいるフランス人です
・引っ越先で保育園をみつけられなかった
・日本語は、だいたいできる

という内容でした。初めの方がが、時給で折り合わなかったので、今回もそういうことになりうると思い、まずは会ってみることにしましました

ご自宅のマンションのプレイルームでお子さん、パパママと四者面談

はじめて会ったのに、お子さんは無邪気にわたしになついてくれました。ファッション雑誌から抜けでてきたの?と思うほど可愛らしいお子さん。ママは日本の大学に留学経験もあり、日本の古典文学を研究している方でした。ですから日本語はまったく問題なく、面談が進みました。

即契約

わたしとしては、こんな機会めったにないので、選んでくださることを祈るばかりでした。プロフィールつきの月料金表を提示すると「二人で少し話させてください」と。その間、初対面のお子さんとお絵かきをしながら待つこと数分。ぜひお願いしたいと。保育園に通えず切羽詰まっていたこともあり、可能であれば来週からと。すぐに週二回お伺いすることが決まりました。

「MAKIKOさんは、すごい才能ですね」

ママから言われました。あまり人懐こいお子さんではなかったらしく、初対面で打ち解けられるのが素晴らしいと絶賛されました。(たまたま彼と相性が良かったのかもしれません。)また「MAKIKOさんは、子どもの仕事天職なんですね」とも。素直に嬉しかったです。そして「安心して任せてください」といい、私自身も安心安全と成長のお手伝いをすることを覚悟しました。

この日から、日本のお母さんのようで、お友達のような関係が始まりました

 

 

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