かれこれ10年近く前。会社を辞めて、何かを始めなくてはと考えていた時。時代は都心のビルの屋上で養蜂が盛んになり始めていました。
わたしも養蜂したいな・・・。漠然と思い、いつかは養蜂!!と、まずは蜜蝋を使ってハンドクリームなどを作っていました。しかし、薬事法の壁があり、簡単に販売することが出来ないことがわかり、挫折しました。
昨年から作っているキャンドルは、蜜蝋と無農薬で自然に育った橙から絞られたエッセンシャルオイルだけで作っています。早々にリリースしたいのですが、これまた、品質を担保するには、気温、湿度など外的要因に左右され、なかなか進まず。
機会があれば、養蜂をしたい。この思いは絶えす、昨夏から農業事業を始めた方に、養蜂はできないものかと打診をしていました。当時は、近隣の問題などがあり、難しいと。
荒れた土地を耕し、種を植え、小さな農園の礎を築いてきた担当者。農家での修行を経て、自ら描く世界を作ってきました。彼もいつか養蜂家になると描いていました。同志がここにいた!!。すぐに始められなくとも、身近に同じ思いを共有できる人と繋がれて本当に嬉しかったです。
彼はその穏やかで誠実な人柄から、地主さんと信頼関係をしっかり築いていました。養蜂をしてみたいと相談すると、なんと、即OK。ただ、ぶんぶんたくさん飛ばれるのも怖いので、数箱で、と。
年明け、こうして地主さんから了承を得て、養蜂を始めることなりました。
冬は、蜂があまり動かないので、春の分蜂の時期からスタートしようと、先日箱を購入し、準備に入りました。
本格的にスタートするのは今月末くらい。
もしかしたら、一生できないかと思っていた養蜂。
一言社長に、「養蜂できませんか?」と言って良かった
そこに同志が居てくれて良かった。このご縁に感謝しかありません。
私たちの巣箱に、日本ミツバチが引っ越ししてくれることを祈っています。
農園では、とても面白い取り組みもしています。これからどんどんご紹介します。いずれは農園専用のブログに引っ越します。それまでは、こちらでお話し聞いてください。
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