五十音カードから名前のカードを選び
ひらがなを短に感じてもらうために。まずは、自分の名前を覚えてもらおうとしています。
○○リス
一度まとめて、並べてもらいます
○、○、リ、ス
「あ、ぼくの名前にリスがいる!!」
あ、そうだ、🐿いる😅
「そうだね!! リス、いるね!!」
と。
なんて素敵な発想!と感動していましたが、
1、四つの音を認識している
2、四つの音を分解して、知っている言語と当てはめられる
3、4つの並び順を数秒でインプットしている。
と、できることがたくさんあったことに気付かされました。
自分の名前は、いろいろなところで目にするので覚えやすいです。
カードの中から「ま」を選び、
「これ、まきこさんの ま」
嬉しいですね、先週書いてみせたわたしの名前をしっかり記憶してくれていました。
くるま、とり、さかな、などなど作ったら
一人で悪いこと
「ちょっと一人で悪いことしていい?」
というので、何事か?と。初めて聞くフレーズ。
「どうぞ。でもまきこさん、見えるところでね」
というと・・・。
おもちゃを使って一人戦いごっこを始める
「うりゃー」
「おりゃー」
と戦い始めました(笑)。これが悪いこと・・・。複雑ですね。
確かに、おもちゃを乱暴に扱ったりすることは是ではありません。
とはいえ、心に、戦いたい気持ちがあるというのは事実。彼はそれを、一人で収めようとわたしに許可を求めました。急げきに心が発達していることに、焦りすら感じました。
彼が一人で心を収めている間に、トイレットペーパーの芯と、セロファンを使ってカラー望遠鏡を作る下準備をしていました。
双眼鏡が、楽器に変身
トイレットペーパーの底に貼れるくらいの大きさに切ってあるセロファンを、セロテープで貼ります。
*セロテープを台でカットするのは、意外と力が必要です。
片手で台を抑え、カットする歯に手があたらないよう、微妙長さで切らないと、上手に切れません。
*作業が中断しないよう、ここで数カット切っておきます。少なくとも、セロファンの角の数だけ用意します。角が固定できたら、後は適宜で。
2つ作り終えると、上手に貼れずぐるぐるしてしまったセロファンを筒のように合体させふりふり。
きっと音が鳴ると思ったのでしょう
「ならない」
あたり(笑)。
「何が入ったらなるかな」
との問いに、
「どんぐりとか、あったらいいね」
と無茶振りしてみると、パパママと公園で拾ったどんぐりをしまっていることを思い出し、持ち出してきました。
さて鳴るか・・・。
「聞こえるね!」
と。
硬い方がなると分かってくれたか分かりませんが、自分の宝箱からさっと出せる記憶メモリーがしっかり働いたことが脳のシナプスがつながっていることを証明してくれました。
お片付けの時、わたしが持参したマスキングテープを持ち帰ろうとした時
「それ、ぼくの」
と。いやいや、わたしのです
「これ、まきこさんのだよね?」
「ちがう、ぼくの」
と嘘泣きが始まりました。
「いやいや。これは残念ながらまきこさんの。
「地図を書いてあげるから、パパかママとお買い物行ってね」
「ここがおうちね」
そういい書き始めると、嘘泣きも止まり、書いている地図を食い入るようにみ始めました。
「橋を越えて、ここがいつもパン屋さんね、パン屋さんこえるとここにあるの」
と、赤でマーク。
「この先に公園があるから、公園と、パン屋さんの間にあって、1階がスーパー。そこの2階ね」
書きおえると
「ここがおうちね。はしをわたって・・・」
と復唱しながらお店までの道をイメージ。
「わかった。パパといく」
と。一安心です。
欲しいものを欲しいと言えるのはいいのですが、他の人が持っているものも、自分のものと言い張るのは、わたしに対する甘えとわかりつつも、少しずつ、相手が大事にしているモノもあるのだと、理解してもらうために、この地図作戦をしました。
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