パパとママが帰ってきたら、シッターの時間が終わります。
「パパ、ママ、いって!まだまきこさんと遊びたい」
これで、そう言って泣き出していました。遊びの途中ですから、お片付けなど、ほとんどしたことがありません。
年少さんもそろそろ、一つのあそびが終わったら片付ける、すなわち気持ちを切り替えられるといいなぁと思っていました。
カードゲームをしょう!とカードを持ってきたところ、さまさなカードがぐちゃ、ぐちゃとひとつの袋に入っていました。
チャンス!
「これじゃ、どのカードが仲間なのかぜんぜんわからないね」
「いいの」
「まきこさんは良くないと思うの。まずは仲間わけしないと遊べないね」
「じゃあ、こっちでいっしょにあそぼ」
と、クルマを出してきました
「んー。まきこさんはカードこのままにはできない。仲間分けするから、その間****くんはクルマで遊んでて。終わったらいっしょに遊ぼうね」
毅然と一緒に遊ぶことをいったんことわり、聞こえるように
「このカードの仲間は四角くて裏がカラフル」
「これは、この箱のカード」
「ひらがなのカードはここ」
と、カテゴリー分けし始めました。
「このおっきいかーどは?」
やっぱり参加してきた😁
「ここね。おっきいカード集めてもらっていい?」
「うん、いいよ」
2人で片付けると、あっという間に片付きました
「スッキリしたね」
「oui!🙋♂️」
と。
「何色のクルマをまきこさんは使ったらいいかな?」
と、ここからクルマ遊びに入りました。
そうこうしていると、パパとママが帰宅。わたしが帰る時間です。すると、クルマを片付け始めましました。それを見ていたわたしもパパママも目が点👀
「スッキリね」
そういって、片付け終わりました。
作戦成功。
これから続くか分かりませんが、お片付けをすると、スッキリすることを実感してくれました。
もともと、収納をキッチリされているので、どこになにがあるかはインプットされています。そこに戻すだけという、シンプルな流れのパイプが出来ました。
帰りも泣かずに
「ありがと、まきこさん。またね」
そう言って、ぎゅっ(hug )としてバイバイ。
気持ちのお片付けもしっかり出来るようになりました。
お片付けは、ただモノを片付けるわけではないのです。気持ちのスイッチ操作を学ぶ機会でもあるのです。
さて。わたしも彼に見習って、お片付けして、錆びれた気持ちのスイッチ操作します(^^;)
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